演劇界の登竜門として20年以上に亘り堤泰之がプロデュースしているプロジェクト 『ラフカット』 は、今年も6月に全労済ホール・スペースゼロにて開催されます。第一線で活躍中の脚本家4人が書き下ろす新作に出演する全キャストを、オーディションにて募集します!
「ラフカット2017」
キャストオーディション
「ラフカット」はエネルギーをもて余している役者に、力試しの場を提供していこうというプロジェクトです。荒削りであっても可能性を秘めた役者との出会いを求めて、プロデュース公演やワークショップなどを行っています。23年目を迎えた今年も、オールキャストオーディションによるプロデュース公演を行います。30分の短編が4話というオムニバス形式の公演です。
桑原裕子<KAKUTA>(脚本)
松本哲也<小松台東>(脚本)
TARAKO(脚本)
堤 泰之(脚本・演出)
例えばこんな人は、是非ラフカットに参加して欲しい!
○ 所属劇団の公演が年2回しかなく、欲求不満気味だ。
○ 劇団ではいつも同じメンバーとばかりやっているので、新しい出会いを求めている。
○ 養成所を卒業したけれど、これからどうやって芝居を続けていこうか迷っている。
○ 養成所を卒業し劇団員になったものの、30を過ぎてもまだ若手と呼ばれ、こんなはずじゃなかったと思っている。
○ 所属していた劇団が解散してしまい、途方に暮れている。
○ バイトに明け暮れる毎日なのだが、そろそろ何かやりたい。
○ 芝居はやりたいが、友達と仲良し劇団を作るつもりはない。
<公演日程> 2017年6月7日(水)~11日(日)
<劇 場> 全労済ホール/スペース・ゼロ
<稽古期間> 5月9日頃から開始(週3-4日、1日3時間前後)
<応募資格> 公演に参加できる体力と時間的余裕のある方
<応募方法>
○ オーディションは4話別々に行いますので、まず自分が出演してみたい作品を決めて下さい。それぞれの作品の長さは約30分です。
A 桑原裕子脚本作品(実技審査=4月5日)
B 松本哲也脚本作品(実技審査=4月5日)
C TARAKO脚本作品(実技審査=4月6日)
D 堤泰之脚本作品(実技審査=4月6日)
※A~Dの記号は便宜的なもので、上演順ではありません。
演出は4話とも堤泰之が担当します。
○ 履歴書に身長・体重・芸歴・出演したい作品のアルファベット(A~D)を明記し、写真貼付の上(顔写真1点・全身写真1点)、82円切手を同封し、事務局宛に郵送して下さい。
○ 〆切り:3月25日(土)必着
○ 書類審査合格者に対しては、郵送にて通知の後、実技審査を行います。
(審査時間は1時間程度、オーディション料=2000円)
○ 一人でいくつものストーリィに併願することは可能です。その場合、履歴書は1通で結構ですが、実技審査は別々に行いますので、オーディション料はその都度必要となります。
○ 尚、最終審査は4月13日の予定です。
<宛先>
〒135-0007
東京都江東区新大橋3-2-4山岸ビル3F
プラチナ・ペーパーズ内 ラフカット事務局
Tel 03-5600-6211
Fax 03-5600-6214
<作家プロフィール>
桑原裕子 ・・・・ KAKUTA主宰。2009年「甘い丘」で第64回文化庁芸術祭芸術祭新人賞を受賞。2015年「痕跡」で第59回岸田國士戯曲賞候補、第18回鶴屋南北戯曲賞受賞。
松本哲也 ・・・・ 2010年に劇団を旗揚げ。2013年、劇団名を小松台東に変更。普通の日常、人間の機微を丁寧に、ユーモアたっぷりに描く。近年はテレビドラマ等の脚本を手掛ける。
TARAKO ・・「ちびまる子ちゃん」等の声優として活躍する傍ら、WAKUプロデュース、NAO―TA!等のユニットで脚本・演出を数多く手掛けている。
堤 泰之 ・・・・ 代表作に「煙が目にしみる」「見果てぬ夢」などがある。最近の主な作品は、ロックミュージカル「BLEACH」、加藤健一事務所「誰も喋ってはならぬ」など。