演劇界の登竜門として20年以上に亘り堤泰之がプロデュースしているプロジェクト 『ラフカット』 は、今年も6月に全労済ホール・スペースゼロにて開催されます。第一線で活躍中の脚本家4人による新作や傑作に出演する全キャストを、オーディションにて募集します!
「ラフカット2018」
キャストオーディション
「ラフカット」はエネルギーをもて余している役者に、力試しの場を提供していこうというプロジェクトです。荒削りであっても可能性を秘めた役者との出会いを求めて、プロデュース公演やワークショップなどを行っています。24年目を迎えた今年も、オールキャストオーディションによるプロデュース公演を行います。30分の短編が4話というオムニバス形式の公演です。
佐藤 二朗 (脚本)
大野 敏哉 (脚本)
高羽 彩 (脚本)
堤 泰之 (脚本・演出)
例えばこんな人は、是非ラフカットに参加して欲しい!
○ 所属劇団の公演が年2回しかなく、欲求不満気味だ。
○ 劇団ではいつも同じメンバーとばかりやっているので、新しい出会いを求めている。
○ 養成所を卒業したけれど、これからどうやって芝居を続けていこうか迷っている。
○ 養成所を卒業し劇団員になったものの、30を過ぎてもまだ若手と呼ばれ、こんなはずじゃなかったと思っている。
○ 所属していた劇団が解散してしまい、途方に暮れている。
○ バイトに明け暮れる毎日なのだが、そろそろ何かやりたい。
○ 芝居はやりたいが、友達と仲良し劇団を作るつもりはない。
○ 今はフリーで活動中だが、所属できる事務所を探している。
<公演日程> 2017年6月6日(水)~10日(日)
<劇 場> 全労済ホール/スペース・ゼロ
<稽古期間> 5月7日頃から開始(週3-4日、1日3時間前後)
<応募資格> 公演に参加できる体力と時間的余裕のある方
<応募方法>
○ オーディションは4話別々に行いますので、まず自分が出演してみたい作品を決めて下さい。それぞれの作品の長さは約30分です。
A 佐藤二朗 脚本作品(実技審査=4月12日)
B 大野敏哉 脚本作品(実技審査=4月12日)
C 高羽彩 脚本作品(実技審査=4月13日)
D 堤泰之 脚本作品(実技審査=4月13日)
※A~Dの記号は便宜的なもので、上演順ではありません。
演出は4話とも堤泰之が担当します。
○ 履歴書に身長・体重・芸歴・出演したい作品のアルファベット(A~D)を明記し、写真貼付の上(顔写真1点・全身写真1点)、82円切手を同封し、事務局宛に郵送して下さい。
○ 〆切り:3月31日(土)必着
○ 書類審査合格者に対しては、郵送にて通知の後、実技審査を行います。
(審査時間は1時間程度、オーディション料=2,000円)
○ 一人でいくつものストーリィに併願することは可能です。その場合、履歴書は1通で結構ですが、実技審査は別々に行いますので、オーディション料はその都度必要となります。
○ 尚、最終審査は4月23日の予定です。
<宛先>
〒135-0007
東京都江東区新大橋 3-2-4山岸ビル3F
プラチナ・ペーパーズ内 ラフカット事務局
Tel 03-5600-6211
Fax 03-5600-6214
<作家プロフィール>
佐藤 二朗 ・・・・ 俳優として数多くの映画・ドラマ等で活躍する傍ら、自ら主宰する演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を兼ねる。ドラマ「恋する日曜日」(BS-TBS)、「家族八景」(MBS・TBS)などの脚本を担当。映画「memo」では監督・脚本を手がける。
大野 敏哉 ・・・・ 演劇ユニット「ニュアンサー」主宰。映画「海月姫」、ドラマ「世にも奇妙な物語」など数多くの脚本を手がける。2011年にアニメ『スイートプリキュア♪』のシリーズ構成。2012年にはシリーズ構成・脚本を担当するノイタミナ枠のアニメ『つり球』のノベライズにて小説家デビューを果たす。
高羽 彩 ・・・・早稲田大学の「てあとろ50`」を経て2004年に個人演劇ユニット『タカハ劇団』を旗揚げ。2013年芸劇eyesでは新時代の5人の女性劇作家に選ばれ、2014年「帰還の虹」は岸田國士戯曲賞の候補作品となった。2017年には「千住クレイジーボーイズ」(NHK・BSプレミアム)の脚本を担当。4月9日より駅前劇場にて「ネジ工場」を再演。
堤 泰之 ・・・・ 代表作に「煙が目にしみる」「見果てぬ夢」などがある。最近の主な作品は、ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン「幕張の女」(脚本・演出)、加藤健一事務所「夢一夜」(演出)など。