5月中旬に始まったジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン 3rd zig 「ナホトカ」 の週例稽古。4回目となった6月6日(月)の稽古から、いよいよ立ち稽古が始まりました。週半ばの8日(水)から堤泰之がプロデュースする 「ラフカット 2017」 にも出演する役者さんのうち、糸原舞さんと梅原晶太さんは小屋入りを抜け出して稽古場に駆けつけて下さいました。
まずは舞台の設定を確認し、役者さんたちが台本片手に(すでにセリフが入っている方もいます)場面を区切って演じ、演出の堤が各々の位置取りや動き方について指示を出していきます。
⇩ こんな感じです ⇩
全10場のうち、この日は1場と2場をあたっていきます。ダブルキャストですので演じるのは交互になりますが、堤の演出は基本的にはA・B共通ですので、それぞれの役者さんは自分が演じない時間帯も真剣そのもの・・・なはず!?
座礁したタンカーからの原油流出事故を題材にした 「ヒューマンドキュメンタリードラマ」(ストーリーはフィクションです)と銘打つ今回の作品ですが、実は物語の冒頭から、いつもの堤泰之ワールド全開です。合い言葉は 「序盤なのに MAX !?」 ーー テンション全開でストーリーも立ち稽古もスタートしています♪
でも、安心して下さい。この「ナホトカ」という作品、アングラ劇団の絶叫芝居とはまったく違います! 冷静な人たち(役柄上)もたくさん出演しています。
さすが、ジグジグの役者さんたち。あっという間にポジションや動きに関する堤の演出を消化しながら、それぞれの芝居の持ち味をどんどん加えていきます。Aキャスト・Bキャスト、それぞれに違った面白さが生まれてくるのもダブルキャストの魅力… これからが、ますます楽しみです!
2017年 8月2日(水)~8日(火)
ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン
3rd zig(第3回公演)